🦎麦茶好きの雑記

カナヘビの赤ちゃん

2025-09-03

赤ちゃんカナヘビ

うちのカナヘビが卵を2つ産み、その卵から小さな赤ちゃんが誕生しました。体長はわずか3〜4cmほどで、親カナヘビのミニチュアのような姿。殻を破って顔を出した瞬間は、本当に感動的でした。 小さな体でちょこちょこと動く様子はとても可愛らしく、命の尊さを感じさせてくれる出来事でした。産まれて1ヶ月ほどで2匹とも亡くなってしまったので、飼育の反省点含めて忘備録を残します。

産まれた直後の様子

生まれたてカナヘビ

卵の間はプリンのケースで保湿しながら管理していました。写真は産まれたての様子。

紫外線を浴びる赤ちゃんカナヘビ

成体とは別の小さな虫かごケースに移しました。紫外線ライトは2つ持っていたので1つは赤ちゃんカナヘビのケースに設置。写真は紫外線を浴びてじっとしてるカナヘビ君。

水を飲む赤ちゃんカナヘビ

体が小さく、水場を作ると溺れてしまいそうだったので、水は霧吹きでケースの壁面や水苔に吹きかけて潤わせていました。赤ちゃんは水苔を舐めて水分補給していることが多かったです。

餌を食べる赤ちゃんカナヘビ

産まれて3日目に初めて餌を食べるカナヘビ君。ヨーロッパイエコオロギのSSサイズを食べてくれました。

餌やりの難しさ

孵化後はヨーロッパイエコオロギのSSサイズを与えてみました。少しは食べてくれたものの、全体的に食欲は少なめでした。小さい体に合う餌の選び方や、動きのある餌を工夫してあげる必要があったと感じています。

環境管理での反省(湿度)

赤ちゃんカナヘビはとてもデリケートで、特に湿度管理が重要です。今回はケージ内の保湿が十分ではなく、乾燥気味だったことが体調に影響した可能性があります。湿度不足は体力の少ない赤ちゃんにとって致命的になりやすいと感じました。

環境管理での反省(温度とバスキング)

夏場で室温は28度前後あったため、十分だろうと考えてバスキングライトは照射していませんでした。紫外線ライトは使っていましたが、赤ちゃんがしっかり体温を上げられるバスキングスポットがなかったことで、消化や食欲が落ちてしまったのかもしれません。

小さなケースだと温度勾配が上手く作れないので、次の機会があったらもう少し大きめのケージを用意してあげる予定です。カナヘビ飼育はお金もかかるし設置スペースの確保の課題もありますが、飼育するからにはちゃんとした環境を整えてあげないといけないと痛感しました。

生まれつきの要因も?

今回産まれた2匹はいずれも体が小さめで、もともと生命力が弱かった可能性もあります。こうした先天的な要因も含めて、赤ちゃんを育てることの難しさを実感しました。

まとめと学び

残念ながら2匹とも1ヶ月ほどで衰弱死してしまいましたが、この経験から赤ちゃんの飼育は成体以上に湿度・温度管理と餌の工夫が重要だと痛感しました。次に同じような機会があれば、湿度をしっかり維持し、バスキングスポットを用意し、小さな餌を工夫して与えたいと思います。

カナヘビの赤ちゃんはとても可愛い存在ですが、育てるのは決して簡単ではありません。今回の反省を活かして、次に小さな命と出会えたときには、より良い環境を整えて大切に育てていきたいです。

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むぎちゃ

カナヘビと麦茶が好きなWebエンジニア

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