カナヘビ飼育におすすめの紫外線ライト
2025-08-31

カナヘビを健康に育てるうえで欠かせないのが 紫外線ライト(UVBライト) です。紫外線はカルシウムの吸収や代謝に必要なビタミンD3の生成を助け、骨や体の成長に直結します。自然の太陽光を浴びられるのが理想ですが、室内飼育ではどうしても日光浴の機会が限られるため、人工的に紫外線を供給してあげる必要があります。
紫外線ライトが必要な理由
カナヘビは変温動物で、自分で体温や栄養バランスを調整できません。紫外線を浴びることで体内でビタミンD3が合成され、カルシウムが正しく利用されます。紫外線が不足すると、クル病や骨格の異常につながり、健康に大きな悪影響を与えてしまいます。
紫外線ライトはカナヘビの室内飼育の必須アイテム!
私が使っているおすすめライト
私が実際に使っていておすすめなのが、ゼンスイのマイクロUV LED です。照射される紫外線量が多く、これまで紫外線不足による不調は起きていません。
使ってみて感じたメリット
実際に使ってみて感じた良い点は以下の通りです。
- サイズが小さくて設置場所を選ばない
- 紫外線量が多い
- LEDライトなので1年以上交換なしで使える
設置のポイント
ライトはカナヘビが直接紫外線を浴びられる位置に設置することが大切です。ケージの中に赤レンガや流木を置いて「日光浴スペース」を作り、その上からバスキングライトと紫外線ライトを当てると自然な環境に近づきます。 マイクロUVのデメリットとして、照射範囲が限定されるので、多頭飼育の場合は複数設置するのがおすすめです。うちは2台で運用していて、今のところ脱皮不全や食欲不振などの体調悪化は防げています。

流木と赤レンガにライトを当ててあげると集まって来ます。照射距離は15cm〜20cmくらいで運用しています。
まとめ
カナヘビの飼育では、紫外線ライトは欠かせない機材のひとつです。私が使っている ゼンスイ マイクロン+マイクロUV は、手軽に導入できて効果も実感できるおすすめの組み合わせです。
これからカナヘビを飼い始める方は、ぜひ紫外線ライトの環境づくりを優先してあげてください。健康に長生きしてもらうための基本となる部分です。
